特集3誌感想
いよいよ明日実写公開です!!ね!!!
ってことで、関連特集が載ってる雑誌を3誌買ってきて読みました。
ぶっちゃけ追い切れなくてとりあえず3誌って感じなんですけど、その感想をここにまとめることで、明日への心の準備に代えさせて頂きます……
まず何が載ってるかまとめ
・連載開始~14年間がおさらいできる年表
・大西さんインタビュー
・だーふくインタビュー
・おぐしゅんインタビュー
・すだまさインタビュー
・かんなちゃんインタビュー
・やぎゆ&りょうくんインタビュー
・樋口P&藤田監督&宮脇監督インタビュー
・杉田インタビュー
・空知インタビュー
+裏表でアニメ、実写のクリアファイル付
→3誌で唯一の杉田インタビュー掲載。作品解説やキャラクター説明も丁寧でライト層向け。
・だーふくインタビュー
・空知インタビュー
→4Pのみ。ただし空知のインタビューがうるっとくる。
■H
・裏表表紙銀魂
・キャスト勢揃いのグラビア
・空知インタビュー
・真鍋さんインタビュー
・おぐ&すだ&かんなインタビュー
・だーふくインタビュー
・キャスト14名(つよし除く)アンケート
・名(迷)ゼリフ100本斬り
・やぎゆ&りょうくんインタビュー
→熱 意 が す ご い。
編集部が銀魂のこと大好きすぎる。ていうかインタビュアー二人の熱がやばい。
そして4Pに渡るキャスト勢揃い(つよすぎもいるぞ!)のグラビアページは圧巻。ぶっちゃけこれだけでも買う価値がある。
オススメの一冊。
以下、それぞれ思ったところを抜粋しながら、ちまちま感想をかいていきます。
↓
大西さんのインタビューから。
「実写は最後の打ち上げ花火。連載初期から一部にはガツンと刺さっていて、
その熱い読者が『銀魂』をずっと支えてくれた。あれから14年、空知君や読者が『俺たちにしか分かんないだろ?』
とやってきたものを、あえて多くの人にぶつけてみたかった」
この言葉はメチャクチャ胸が熱くなりました。
初代編集の大西さんだからこその言葉ですね…。
一度目の新訳紅桜、二度目の完結篇と、それぞれ興行収入10億円と17億円のヒットらしいんですけど、
あれ内訳はけっこうリピーターが多いと思うんですよ。
完結篇の冒頭でも、銀時が「基本設定は分かってる客しか見に来ない」って言ってますしね。
そういう「熱狂的なファンが支えてきた」コンテンツを、最後を目前にした今だからこそ、大衆向けのエンターテイメントとして世に放つ。
その姿勢にはすごく納得できるものがあるし、これは銀魂にとって、最後のチャレンジ・博打でもあるんだなと感じました。
おぐしゅんのインタビューから。
それです………!!!!!
完結篇のときに中井さんもおんなじようなこと言ってましたね。「一生あなたの心に残る暇つぶし」って。
これ自分の考え方なんですけど、私あんまり銀魂にマジになりたくないんですよ!
「銀魂はマジになるものじゃない」って言い替えることもできます。
何年か経ったときに、ふと「なんか昔おもろい漫画あったな」って思い出す程度の、「その程度」の立ち位置が銀魂には似合うと思うんです。
諸手を挙げて名作!と言うものでは決してなく、所詮B級作品。
けれど、ずっとずっと忘れない馬鹿みたいな話。そんな感覚で銀魂に接したいんですけど、
おぐしゅんのこの言葉を聞いて、あっ…安心だな…って思いました。
だってゴリゴリの名作にしようと思って撮る映画なんて、それって銀魂じゃない気がしますからね。
あとはかんなちゃんが「アニメをたくさん見てくぎゅのイントネーションを勉強した」って言ってて、
やっぱり神楽ちゃんのしゃべりは難しいよなぁ~って思いました。おぐしゅんとすだくんは不明ですけど、
多分二人もアニメ見て口調真似てますよね……?「銀さーーん!」の叫びとか、「俺のチョコレートパフェが…」の言い方とか、
まんまアニメだったし。
樋口Pが「原作に寄り添わせてもらったアニメだから、ラストまでやりたい」って言ってて、ぜひ…!って思いました…!
年表見ると分かるんですけど、何度も蘇ってるんですよ、アニ銀!
もうここまできたら、いっそ最後までアニメ化しないと居心地悪いでしょーと。
藤田監督が「完結篇で終わってもいいくらいの気持ちだった」って言ってますけど、本当に制作陣はあそこで
全てが一回白紙になったんだな…って改めて思うとともに、
「それでもまた」と望むファンの気持ちや行動があったからこそ、今日ここに辿り着いたんだなと感じました。
あのとき「万事屋にまた会いたい」と願って良かった。
杉田のインタビューでは、「どんな最終回を迎えても、答えはそれを見たあなたのもの。
初めて『銀魂』に触れた頃のような気持ちを忘れず、愛をもってこの先を見届けて下さい」という言葉が印象的でした。
杉田にしては珍しく真面目ですね……?(失礼)
何というか、銀魂ってすごく色んな視点があるお話だと思ってます。
政治派閥とか陣営とかが中核にあるストーリーなので、「攘夷派から見たらこうだけど、幕府側から見たら…」とか、
「万事屋から見たらこうだけど、真選組から見たら…」とか、単純にキャラクターの視点という意味でも見方がたくさんあるし。
さらに登場人物たちの難解な心情を私たち読者がどう噛み砕くか、という点でもすごく考え方が分かれますよね。
色んな視点があって、色んな解釈の仕方が存在する。そうやって考えて出た答えはその人自身のものであるし、
誰かに押し付けるものでも、誰かに否定されるものでもないと思います。
これから銀魂は最終回を迎えるわけですけど、それを読んだとき自分が思ったこと、考えて出た答えを
自分自身のものとして大切にしようと、杉田の言葉を聞いて強く思いました。
次にダヴィンチです。
こちらはだーふくと空知のインタビューしか載ってませんが、空知の言葉が思わず泣きそうになりました…。
「これから読者全員を置いて行きます!楽しみ!(笑)」からの
「でも自分もきっと銀魂に取り残される。だって着いて行くわけにはいかないから、むしろ最前線で。寂しいです」
ですよ……………
これラピュタの話ですよね…?ラピュタが最後飛んで行っちゃって、「置いて行かないで」って思ったから
じゃあ置いていく側の漫画家になろうと思った、っていう。
結局空知も置いて行かれるんじゃん!wwって笑っちゃうと同時に、
空知が漫画家を志したきっかけが覆されるほど、空知の中で、銀魂っていう存在が大きく育ったんだなぁ…
って思ったらなんだかうるっときました…。
一番寂しいのは空知なんだね…。
■H
最後にHです。とにかく気合入り過ぎ!ww
男性と女性のインタビュアーの方がいて、どちらも熱意がすごい。
途中からただの銀魂愛告白大会みたいになってましたけどこの雑誌大丈夫ですか…ww
めっちゃアツイんで一度見てみて下さい…。
こちらでは空知が「万事屋を家族とはあんまり言いたくない」って言ってたのが印象的でした。
私これと同じような言葉をどこかで聞いた覚えがあるんですけど…どこだったっけ。
のちの名ゼリフ100本斬りのコーナーで、「血縁の『家族』は普通選べないけど、ぐらぱちは自らの心で『万事屋』を選んだ」って書いてあって、
これにはなるほど!と思いました。
家族の一員、とか疑似家族、という言葉もありますけど、
私はあくまで「万事屋は万事屋」っていうことなのかな、と思います。
あと真鍋さんのインタビューに書いてあったんですけど、空知が「陥没乳首にはロマンがある」とか言ってたらしくて、
こいつはマジで何言ってんだろうと思いました。
Hの万事屋インタビューは個別じゃなくて、三人いっぺんに話してるのがかわいかったです!
中でもみんなで寿司屋に行ったエピソードがあって、おぐしゅんが
「一回みんなで寿司屋行ったんですけど、俺ら(おぐ・すだ)かんなちゃんのこと、絶対10時までに帰しますから、っつって」
って言ってたのがかわいすぎてどうにかなりそうでした。リアル保護者じゃん…
おぐしゅんがすだくんとかんなちゃんといてすごく楽しいんだなーってのが伝わってきたし、
「二人に囲まれて、僕は幸せです」って言葉でニッコリしました。
それとだーふくのインタビューでは、高杉と銀時の殺陣シーンについて言及されてました。
これはね…これについてはね、私も思うところがたくさんあります…ww
原作にはなかった二人の殺陣シーンについて、だーふくは「お前、今度街で会ったら許さないからな、ではなく、何も変わらない三人が、何も変わらない関係性で、何も変わらないケンカをするほうが腑に落ちた」
だそうですが
これについてはまぁ…私は全然そうは思わず…
あの紅桜というエピソードは、高杉と銀時にとって「問題提起」の場面であるので、
しょっぱな剣を交えてもらっちゃその意味が変わってきちゃうわけですよ…。
後の傾城篇で二人が言葉もなくすれ違うというのも、ここで「次会ったときはぶった斬る」という宣言をしたからこそ、
それをスルーしたんだかしてないんだか…という曖昧なオチがなんとも余韻の残る場面ですし。
…という感じで、この辺のだーふくの意見には全然同意できないんですけど、
でも私は高杉と銀時が戦うっていうシーンを入れたこと自体に対しては、けっこう(というかかなり)嬉しいです。
だーふくも「原作批判をしてる訳ではない」とか、「銀時と高杉が戦うとこ見てえな」って言ってるし、
これが実写映画で、そして一度きりかもしれないということを考えると、やっぱり華々しいドリームマッチは見てみたいもんですよ。
だから映画を見る前にだーふくの意見を知れて良かったです。
そういう「夢の競演」的な気持ちで構えれば、大スクリーンで見る二人のバトルはきっと迫力があって楽しめるものだと思いますしね。
そして名(迷)ゼリフ100本斬りのコーナーですが、思わず「そう、そうだよ!」と頷いてしまう一言が添えられているので、
ぜひご覧下さい…w
あっでも68こ目はマッハで解釈違いだったのでここだけは勘弁…!あまりに自分の解釈と違ってびっくりしちゃったぞ~!
86こ目の「銀魂史上最高の天丼」ってコメントにはそれな~~!!って思いました。
あれはね…ハガレンの「格の違いを見せてやる」並みだと思う…。
と、以上こんなかんじです~。
やぎゆ&りょうくんのインタビュー見て思ったのは、とにかくdTV見なきゃ…ってことですww
真選組にとってはむしろドラマのミツバ篇の方が本編みたいなものだそうなので、真選組サイドの活躍はこっちで見届けなきゃですね…。ザキも出ることだし。
わっあと15分で日付変わる…。
いよいよ実写銀魂公開です……!一年前、第一報を聞いたときはもう不安で不安でどうしようもなかったですけど、
まさかあのときはこんなに公開が楽しみになるとは思いませんでしたよね…。
そして、こんなにビッグコンテンツになるということも。
まだ公開前ですが、私はどこかで今までの実写の興行収入を塗り替えるんじゃないかって確信してますし、
ていうか今年公開の映画の中でも上位に行くんじゃ…って今からワクワクしてます。そのために映画館通うぞ!ww
明日の朝イチの席予約してるんですけど、また本編の感想も書きに来ます!
それでは明日の健闘を祈って~!!