鏡をよく見て

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本誌の補足

1こ前の補足。だいぶ頭が落ち着いてきた。

・冒頭の高杉のポエム問題

まーーーた難しい課題を……空知先生は出してきた……。

ずっとこのモノローグについて考えてるんですけど、まだ理解できてないです。

58巻の高銀のセリフと似たような感覚がします。日本語って難しい。

なんとなーく思ったのは、「こらえきれなくなってこぼした最初の雨」っていうのは、あの日先生の首を刎ねたときに銀時が流した涙のことなんじゃないかなって思った。

そんで「ふみとどまろうとこぼした最後の雨」っていうのは、また子ちゃんの涙なんじゃないかな。

高杉の10年間の、その始まりの雨と終わりの雨。その両方が高杉に降り注いでいて、涙を流したのはそれぞれ銀時、また子ちゃんっていう人物だけど、その涙は同時に高杉の内面が流してた涙でもあったんだよっていう。(=そのどちらでもあるしどちらでもない)

始まりと終わりの涙を、高杉自身も流していたという理解。

空から落ちてきた自分を「雨」に例えていて、ここでいう「雨」は明らかに「涙」を示唆していることから、

高杉は自分のことを涙の粒だと考えている、ってことにも繋がる。

つまりあのとき銀時が流した涙は、銀時の涙でもあり、高杉自身でもあった……のかな……。

あの瞬間、銀時は先生に笑顔を向けた表情のまま涙を流していて、どうも銀時が自分でも意図しないうちに泣いてた……みたいに感じたんですけど、あの涙はもしかして高杉の感情が流させた涙でもあったのかもしれない。

あの銀時の涙は、高杉と銀時の共有財産だった、みたいな考え方もあるなぁって思った。

・アオリ文ここでそれくるか問題

10年引っ張ってーーーーーーーー

誰もが今まで高杉にこの都都逸をイメージしていてーーーーーー

傾城篇でも暗殺篇でもなく、洛陽篇の、高杉が目覚めて、高杉の雨が上がって、4人が初めてそろい、敵が奈落の烏というこの、この回で

その都都逸を持ってくるのは

しかも一切の改変もなく原文を持ってくるのは

サイコーだった。

・高杉五体満足問題

先週腕がかかれてなかったからまさかどっちか取れてたらどうしようかと思ってた。取れてなかった。

記憶の混濁や視力の問題もなく、予後も順調なようで安心です。

・烏どもを「踏み殺せ」問題

烏だから「叩き落とす」んじゃないの?って一瞬思ったけど、羽を持った生き物に対して「踏み殺す」というこの発言。

高杉の方が地を這ってる立場なくせに、空の相手に向かって「踏む」っていうこの傲慢な言葉遣いですよ。さすが高杉さんでした。

・登場したばっかりなのにしょっぱなから「ヤバイ男」として認識されてる問題

表題通り。めっちゃ狙われてますやん。敵から真っ先に仕留めなきゃならない男として認識されてる高杉さん、カッコイイと思います。

・定春に錫杖投げたモブ奈落許さない問題

動物は大事にしたって。

・新八を助ける高杉、家族設定高銀でよく見た光景問題

あっ!これ万事屋にあんまりナチュラルに通いすぎて、ぱちぐらから「また高杉さん来てる」って銀さんの旦那扱いされてる同人誌でよく見るやつだ!

お互いの連れ子を助けてあげる、いい夫婦だと思いました。

・神威、高杉の羽織を置いてってくれて本当にありがとう問題

これ寝間着オンリーだったら雰囲気出なかったね。ありがとう神威。暗殺篇からこっち、私の神威に対する好感度がうなぎ登りである。

・続きまして、新郎新婦による刀の交換です問題

さらば真選組篇の最後で土銀が丼交換による挙式を終えたことは記憶に新しいですが、高銀は刀交換ときたもんだ。

銀時交換するの好きだね。

以上月曜から夜更かし風にお送りしました