鏡をよく見て

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593訓感想……?

ハンター→クラピカかわいかった

ものの歩→金ちゃんかわいかった

歌川さんにもっと金ちゃんの傷えぐってほしい

銀魂

……???

朧さんこれ死んじゃっ……???

彼の言う「俺の望む場所」というのがどこか分かんないけど、

めっちゃ最後の言葉っぽい……。

高銀に対してとても因縁の相手だったので、高杉の左目のこととか!串刺しにされたこととか!ほっぺの傷とか!

もろもろの恨みは忘れてませんけど!

松下村塾の兄弟子だったということを知ってから、手のひらクルーで愛憎入り混じった感情を抱いてたキャラだったので……

こうなってしまうととても寂しい……。

思えば彼も高杉に負けず劣らず一途な人だった。

松陽≠虚と捉えてた高杉と、松陽≒虚と捉えてた朧と、同じ人を師に持ちながらも、この認識の違いが運命を分けたのかもしれない。

ifというのは考えてもどうしようもないのであんま考えないようにしてるんだけど、何かが少しでも違ったら朧も村塾の弟子としてみんなの中に加わっていたのかなぁ…と思うとどうしようもない気持ちになる。

・疑問① 「朧が松陽の最初の弟子にして最後の弟子」という言葉の意味は?

→朧が松陽の最初の弟子、というのは分かる。朧は村塾の中でも一番の兄弟子だから。

最後の弟子というのは?物語の流れでいえば、最後になるのは村塾の子供たちの中の誰かではないのか。

最後まで虚の傍で付き従ったという意味、なら理解はできる。

しかしそもそも「最初にして最後」というのは、一般的に考えればその対象がひとつしかないときに使うことが多い。

もしくは、その対象というものが最初と最後でまったく同じとき。

・疑問② 「朧によって吉田松陽を終えた」のコマで白夜叉がいるのはなぜ?

→「朧によって」という頭言葉が付いてる以上、白夜叉がいるのは若干不自然な気がする。

「吉田松陽を終えた」の方に比重があるなら理解可能。

・疑問③ 「それが俺たちの師吉田松陽だ」で銀時が驚いていないのは?

→高杉も桂も驚いているのに、銀時だけが驚いていないのはなぜ?

直前に「鬼」というワードが出てきたから、それで感傷的になっているからだろうか。

もう一つの可能性として、銀時が「松陽が人智を超えた存在であること」を知っていた、という可能性がある。後述。

・疑問④ 松陽の斬首シーン、白夜叉と虚が重なるのはなぜ?

→白夜叉と虚の存在が近しいことの暗喩?それがなぜ必要になるのか。

それとも松陽は、自分の命を終わらせる存在がいるとすれば、それは自分自身であるとのイメージを最初から持っていたのだろうか。たまたまそれが白夜叉であっただけ?

あのとき松陽は「ありがとう」と言っていたはず。その言葉をかけたのは白夜叉に対して?それともイメージとしての虚に対して?

結論を推測する前にちょっと寄り道!

今回武市先輩が語ったこと(高杉が朧から聞いたこと)と、洛陽篇の冒頭でのぶたすが銀時と桂に語ったことが、一部かぶっている気がするので一旦整理してみます。

のぶたすが銀時と桂に語ったこと>

・アルタナ=龍脈、アルタナ保全協会=のちの天導衆

・虚の正体は吉田松陽である(※ここ重要)

・虚はアルタナの影響を受けた不死者で、吉田松陽というのは虚の人生のうちの一瞬のほほえみ

<武市が語ったこと>

・朧は虚の血を与えられた半不死者

・虚は朧と出会い吉田松陽になり、朧によって吉田松陽を終えた

・吉田松陽というのは、虚の中に生まれた人格のうち、己に抗おうとした人格を指す(※ここ重要)

二つの情報を比べてみると、前者は主に虚とアルタナの関係を語っていて、後者は主に虚と松陽の関係を語っています。

大きく違う点は、のぶたすが「松陽っていうのは虚のながーい人生の中で、一瞬だけ起こした気まぐれなんだよ!」って言ってるのに対して、朧は「松陽っていうのは朧の中に生まれた人格のひとつなんだよ!」って言ってることです。

のぶたすの話を聞いてるとき、銀時と桂は驚いてて、朧の話を聞いてるとき、桂と高杉は驚いたけど銀時は驚いてなかった。

主人公補正とか、ちょっと感傷的になってたんだよってだけかもしれないけど、

もしかしたら銀時は「吉田松陽が奈落の首領だった」っていうことは知らなかったけど、吉田松陽が虚の中のひとつの人格だった、つまり「吉田松陽は人ではない何かだった」ということを知っていたのかもしれない。

以上のことと疑問①~④をふまえて一つのトンデモ仮説を考えてみる!

【「朧」というのは虚から血を与えられた存在の総称で、銀時も「朧」と呼ばれる半不死者ではないか】

疑問①の解→「最初の弟子」というのは奈落の朧のこと。「最後の弟子」というのは松陽の首を斬った銀時のこと。

疑問②の解→両者とも「朧」という意味

疑問③の解→銀時は、松陽が天導衆に関わりがあるということは知らなかったけど、血を与えられたことにより松陽が人智を超えた「何か」であるということを知っていた可能性がある

疑問④の解→銀時も虚の血を持っているという暗喩。

あのとき松陽が言った「ありがとう」は、「みんなを護って下さいという約束を護ってくれてありがとう」という意味の他に、「私という存在を終わらせてくれてありがとう」という意味も含んでいたのではないのか。

それに対して微笑んだ銀時は、「約束」がらみのことだけでなく、「人ではない松陽をやっと終わらせてあげられる」という、二人の間の共通認識があったのではないか。

さんざん言われてる銀時ちょっと丈夫すぎやしないか議論や、朧さんちょっと銀時とそっくりじゃないか議論もいっしょに片付けてみたぞ!

という一つの仮説を出してみたんですけど、まさかね!!とんでも論だよこんなの!

松陽先生だってそんなホイホイ血をあげるほど罪深き人でもなかろーに……

朧と銀時がそっくりだっていうならメガネ取った新八と沖田くんの方がよっぽどそっくりだし……

でも坂田銀時さんにはまだ語られてない何かがあったらとても怖いよね。

ていうか高杉のほっぺ早く止血してあげて……頼む……そいつの顔に傷が残ると銀時が悲しむ(願望)んだ……頼む……