通販のお知らせとスパークお礼
スパークから二週間経ってしまった……。
色々終わって解放感のせいでごろごろしすぎました……ちょっと頑張って思い出しながら書きます……。
*
まず通販のお知らせ。
ツイッターの告知アカウントでもお知らせしてましたが、高銀異類婚姻譚アンソロジー「化生の交わり」がKブックスさんで通販始まってます!
通販分にはノベルティ付かないよーって話だったんですが、紙袋のみちょっと手元に残りましたので、通販にもお付けすることができました!
ただし納品した本の冊数に満たないので、付くか付かないかはランダム……という形になってます。
どうかご了承下さい……!
あと再録の「いろめがね」と「かたち」も両方通販始まってます。まとめて腐草の本一覧のページ貼っときますね。
あと現在完売してる「吉田古美術堂顛末記一~四」ですが、冬に五を出そうと思ってるので、それに合わせて追納をお願いする予定です。
以上通販のお知らせでした!どうぞ宜しくお願い致します。
続きでスパークのお礼とアンソロのお礼を↓
というわけでスパークお疲れさまでした!だいぶ前のことですけども!
当日は当スペースとアンソロスペースにお越し頂き、本当にありがとうございました。
朝雨がすっごい降っててウワーやだなー!って思ってたんですけど、一般入場の頃にはどうだったんですかね?
帰る頃には上がってて良かったです。(もう雨は以下略)
朝の準備に手間取ってしまって、朝イチで来られた方々にはご迷惑をお掛けしてしまいました…。
優秀な売り子さん×2がものすごい早さで頒布セット作ってくれたので、本当にありがとうという感じです…。
私が自分の本にぺたんぺたんと値札を貼っている横で、荷物の配置やらスタンド組立やら設営がどんどん出来上がってゆきました。
95さんとあおいさんありがとう…お世話になりました。
お手紙を頂いたり、アンソロ楽しみにしてたんです、と声を掛けて頂いたり、
このアンソロにサークル参加を後押しされましたっていう言葉まで頂いて、本当に嬉しかったです。
再録も一と二をまとめて買って行って下さる方が意外にも多くて、
「かたち」の方再版して良かったなーって思いました。これをきっかけに高銀に少しでも興味を持って下されば嬉しいので…。
当日は高銀プチに加え、たくさんの銀魂プチが開催されていて、
相変わらず定期的にプチがあるのほんとすごいな…って思いました。
主催さんのパワーと参加者さんの愛があってこその盛況だと思うので。
改めて、高銀プチ「ろくでなし、参る!」開催おめでとうございました!尚さん本当にお疲れさまでした。
結婚アンソロのときの祝電や、今回の記念アンソロのイラスト参加企画とか、
尚さんは高銀好きな人みんなが一緒になって参加できる企画をいつも考えてくれるので、
そういうところまじで尊敬しています…。
参加者である私たちも楽しいし、みんなの思い出に残るもんね。
大花火大会、高銀のサークル数がすごく多くてびっくりしました!
友達100人できたかもしれない…1サークルさんに2人いたらできたかもしれない…。
個人的に一番びびったのがくじの形成列を見たときで、うわっこれみんな高銀くじ引くの!!!?と思ったらなんか…すんごいびびりました…。
加えてその先に自分のかいた缶バッジがあるのかと思うとなんというか…怖い?恥ずかしい?総合して「びびった」という感想です(^o^)
2回くじ引いたんですが、缶バッジは自分の絵柄と尚さんでしたwwww あやぽこさんが笑ってました。
くじ始まったときにちょうどグロリアスデイズ流れましたね!!?自分はもうスペースに帰ってきたときだったんですが、
あのときくじ列の人たちはどうなっていたんでしょうか。見たかった。
自分は今回アンソロ主催っていう任があったので、一握りの緊張がありつつ、めいっぱい雰囲気を楽しみつつ、
高銀好きな人たちが幸せだなー、楽しいなーって空気の中で、自分も幸せな気分になりました。
やっぱCPプチやオンリーの雰囲気いいですね!
それも定期的に企画してくれる主催さんあってこそです。次は…いつあるのかな…コソコソ
尚さんありがとう。ゆっくり休んで下さい。
◆異類婚姻譚アンソロのこと
当日までアンソロの装丁はヒミツだったんですが、実は小口染めを施しておりました!
背表紙の色と合わせて、目でも楽しめる真っ赤なアンソロです!
アンソロやろうと思ったときから小口染めは絶対やりたいなーと思ってました。
職人さんの手作業だそうで、とても綺麗に塗って頂けて嬉しいです。
ノベルティもちょっと頑張って色々作ったので、ぜひ使って頂ければと思います!
紙袋は二色刷りなんですが、私二色刷りするの…初めてで…(初めてをアンソロのノベルティっていう大事な場面に使うのどーなのって話なんですが…)
全部会場搬入にしたので、もし当日確認して印刷とかズレてたらその場で切腹しようと思ってました。
さすがに出力見本と大幅に違ったら連絡が来るだろう…と思っていたら、印刷所さんが見本をひとつ自宅の方に送ってくれて、
それで前もって確認することができました。失敗してなくて本当に良かった…。
インクの色と紐の色も合ってたみたいで安心です。
プチ当日、あの椿の紙袋持ってる人を見るたびに「にこー!」ってしてました。
打ち上げの席で星宿さんが「あの紙袋持ってる人本部にいっぱい来てたよ」って教えてくれてめっちゃ嬉しかったです!
そしてこっちには本部の不織布バッグ持ってる人がいっぱい来てました。売り子さんが「みんなあの袋持ってるけどあれ何?」って聞いてきたので教えてあげました。ろくでなし閑話買うともらえるやつだよ!
そして、無事発行に至れましたのは執筆者様を始めとする支えて下さった方々のおかげです。
こんなところ見て下さるか分かりませんが、約半年間の間本当にありがとうございました。
特に執筆者様には、中には普段は別CPをかかれてる方や、今は別ジャンルで活動されてる方、記念アンソロの方にもお呼ばれしてる方などもいらっしゃって、
そんな方たちを捕まえておいて、更に「異類婚姻譚をテーマにして下さい!」なんていう二重、三重苦をお願いしてしまったにも関わらず、執筆を快諾して下さり本当にありがとうございます…。
何でお前なんかがこんな人たち呼べるんだよ!って思った方はたくさんいると思いますが、ただ私が根っからのファンだからです!!!以上です!!!!
スパークで高銀プチがあるって知ってから、何か盛り上げに一役買えたらなというか、花を添えられたらなというか…
そういう気持ちと、自分が以前から「異類婚姻譚の詰め合わせを読みたい!!」と思っていたのがあって、とても重い腰が上がりました。
もう人外ものっていうのがほんっと性癖で…!種族の違い…寿命や価値観の違い…それを乗り越える二人!いいじゃん!って普段から言いまくってて、異類婚姻譚はいいぞー萌えるぞーってサブリミナル効果を狙ってつぶやいてたんですが、
そんな特殊性癖なアンソロ、自分が企画しなけりゃ永遠に出ないんじゃ…ということにやっと気付きました。
「自分が読みたい」という原点にして頂点な理由で企画したアンソロですが、少しでも異類婚姻譚にはまってくれる人が増えれば…!私はとても嬉しい…!
パラレル同人誌の何が良いかって、読み終わったあとに「っっふーーー!!」って息吐く瞬間ですよ!
世界観にのめり込むんですよ!一冊読んでるうちにどっぷりとそのパラレルの世界にひたれるのがいいんですよ!
そういう意味で、もう最高なアンソロになったと…私が言うのも何ですが、本当にそう思うので…。
「設定は各人様お好みで」とお願いして本当に良かったなと思いました…。
執筆者様一人一人の唯一無二の世界観があって、この方はこういう風に考えたのかー!とか、この方は両方人外だけどこの方は片っぽ人間なんだなー!とか、現代パラレルだったり中世だったりもうとにかくその方のカラーが出まくってて、
ひとことに「異類婚姻譚」って言っても、同じ話なんてどこにもないんだよ!っていうバリエーションが本当に面白いですよね!
ぜひ、ぜひ異類ものの良さにどっぷりとひたって頂けたらと思います!そんな高銀異類婚姻譚アンソロジー「化生の交わり」ですが、現在Kブックスさんにて通販できます!やったね!!
最近宣伝ばっかでそろそろしつこいって言われそう。だって読んでもらいたいから!!!
初頒布は終わりましたが、まだ在庫はありますので今後の参加イベントに持って行く予定です。小口が赤いので机に置くととっても映えるんですよ~へへへ
その際には、ぜひお手に取ってみて下さい!宜しくお願いします。
◆再録のこと
再録二冊目となった「いろめがね」ですが、モアレの件はほんっっと~~~~~にすみませんでした…!!
印刷所さんから「240P全部モアレてます」って電話がかかってきたときは、久しぶりに血の気が引く音が聞こえました。
(同人やってるとリアルに「血の気が引く音」というのを聞くことができます。耳の近くで「ザアッ」って音がします)
これに関しては完璧に私のミスで、加えて印刷所さんがモアレを知りながら何にも手を打ってくれなかったとか、そういうことでもなくてですね…
あのとき台風が…来ていて…。そもそも本が無事会場に届くかどうかの瀬戸際だったんです…。
だから本があっただけでも印刷所さんありがとうなのです…。
あんまりにもモアレがひどかったら頒布中止も考えてたんですが、届いた見本誌を見たらまぁそこまでは…という感じだったので…。
でもこういうこと書くと買ってくれた人から「嘘だすっごいモアレてたぞ!!!」って言われると返す言葉もないので、私個人の意見です!個人の意見です!モアレてることには変わりありません!ご了承の上買って頂けるとありがたいです!本当にすみませんでした!!!
縮小設定をミスりましてねーーー!そういえば前回の「かたち」のときは、文字がつぶれないようにモノクロ二階調やらグレスケやら、書き出ししてから縮小やら書き出ししながら縮小やら、そういうめんどくさい設定を色々組み合わせながら編集したなぁ…ということを後になって思い出しました…。
それをすっかり忘れてて全部いっしょくたに縮小したらあんなことに…。
またクソモアレ本を世に生み出してしまった…。
色んな点で私は「ツメが甘い」と常々思うので、2017年の目標は「ツメの甘さを治す」です。
まさか2016年中に来年の目標が決まるとは思ってませんでした。
来年が終わるときに「ツメは厳しくなりましたか…?」って聞いてやって下さい。
再録でならちょっと真面目にコメント書いても許されるだろう…ということで、収録してるお話のことを真面目(当社比)に語ってます。
前回の「かたち」は「在り方」という意味だったんですが、今回の「いろめがね」は「美しい偏見」という意味です。
いつもひとつ同じことを思いながら話をかいているんですが、それが一番表面の方に出てるのが「はりを呑む空」で、
「いろめがね」というのもだいぶ直接的なタイトルなんですが、それはあの遊郭パラレルが入ってる影響が大きいと思います。
実をいうと、いろめがねというタイトルははりを呑む空をかいていたときからもう決まっていて、この話が入る再録だったらきっとこのタイトルだな、って…。
なので「かたち」が出る前からもう二冊目の再録のタイトル考えてたんですね!気がはええよーー!
かたちもいろめがねもオチがメタ要素なんですが、それは普段できないからここでなら、っていうのと、
読んでくれた人に何か残るものがあればいいな、っていう思いがあるからです。
高銀っていいなー!っていうのを伝えたいのはもちろんのことなんですが、
プラスアルファで何か思うところを残せたらな、って思ってあんな描き下ろしをかいてます。
私は「思うところがある」っていうのが人間の全ての行動原理だと思っているので、
再録を読んでくれた人が「むむ、これはなんぞ思うところがあるぞ……!」って感じてくれたらとても嬉しいです。
再録の中のコメントは主にその話のタイトルのことを語ってますが、
それは私がタイトルっていうのはとても重要で、タイトルには「言霊」が宿っていると思ってるからです。
私は言霊というものを信じてるので、それが顕著に表れるタイトルは私にとってとても大切なものなんです。
今言わないと忘れると思うのでクソどうでもいいことをここで言いたいんですが、私は「~をかく」という言葉を使うとき、絶対に平仮名を使っています。
ほんとーにどうでもいいこだわりなんですが…「書く」「描く」という漢字は、たとえば「えがく」と読むときであるとか、そういうめったなことがない限り絶対に使いません。
どうしても「書く」や「描く」という漢字を使うと、文字や絵っていうイメージが限定される気がして……なので、文字でも、絵でもないものをかけるように、っていう意味をこめて「かく」という平仮名を使っています。
これも言霊が宿ると思っているからです。そのくらい私にとって「言葉」というのは大切なんですー。
めっちゃ話が脱線しましたが…拙いながらもそういう色々を考えてうんうん唸りながらかいた寄せ集めなので、楽しんで頂けたら幸いです、ということです。
もう一冊くらい再録出せるまで頑張りたいな…!
*
以上スパークのお礼でした!
次のイベントは冬です。冬コミの当落が今週の金曜なので、受かれば冬コミ、落ちれば年明けのインテが直近のイベントになります。
よしてんの最終巻を…出します…!ネーム半分以上終わってるんで余裕っすよ~~~!()