鏡をよく見て

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さだ川お疲れさまでした!

最初に通販のお知らせです~

兼堀新刊のお通販がkブックスさんで始まってるので、よろしければご利用下さい!

シロイルカは赤道直下を泳ぐことができるか

スパコミで出した清安本も引き続き通販中です。あわせてよろしくお願い致します

燐光よ、341光年の愛よ。

 

脱稿してからまともな生活を送っていたら普通に夜眠いです。

この時間なのにもう眠い……って思ったら22時半に眠いのは人として普通だなって今気付きました。

そんなわけで今眠気と戦いながらこれを書いているので、支離滅裂なことを先に謝っておきます…右から左に聞き流して下さい…。

 

昨日はさだ川お疲れさまでした!

兼堀初参加だったんですけど、しょっぱなの本で長いパラレルってどうなんだ……?って原稿中若干後悔してて、

久しぶりに原稿中にタイタニックのテーマ聞いて泣きながらメンタル保ってたんですけど、

お手に取って下さった方ほんとありがとうございます……ほんとにイベント出ることで原稿の苦しみって昇華されるんやなって……。

次は10月のかねほりっくかスパークくらいに参加したいなぁって思ってます。

 

以下新刊かいてる中でへぇ~って思ったこと

 

 

毎度パラレルかくたび雑学が増えてくわけですが、今回は無駄に鯨類に詳しくなりました……。

 

いつも本のタイトル付けるときって、だいたい原稿の中盤くらいで「あっタイトル思いついたで!ピーン」って風呂の中で考えるんですけど、

今回めちゃくちゃタイトルありきっていうか、タイトルを真っ先につけて中身を考えるっていうことをしたんですね…(これがのちにしぬほど苦しめられる)

ていうか別に最初はただ「兼堀の水族館デートがかきた~い 海がテーマのお話かきた~い」ってぼんやり思ってて、イルカがどうのこうのとか全くなかったんですけど

「なんか具体的な名前出したいなぁ……せや!シロイルカとかどうだろ!」←唐突な思いつき

「せきどうちょっかって響きかっこいいな!使ったろ!」←急に語感が出てきた

シロイルカが赤道直下の海を泳げるかどうかってテーマよくない!?」←そもそもシロイルカの生息域をこのとき知らない

っていう直感オンリーのタイトルを付けて最初に表紙かいちゃったので、もう中身をそれに沿う形にするしかなかったんですよね~~~~~~あほだな~~~~~~

 

で、鯨類学の本やイルカの本を借りて読んでみたんですけど、調べるうちに

シロイルカは北極圏の海にしか生息しないこと」「時代を遡れば遡るごとに、その生息範囲はどんどん南下していくこと」「でも南半球からの化石記録は現時点では見つかっていないこと」「シロイルカとよく似た種は(もう絶滅しちゃったけど)、大昔にペルー近海を泳いでいたこと」

などが分かって、あっタイトルの内容でいけそう……!ってなってかき始めたんです。

(そもそも兼堀の線引きのことについて考えたいなと思っていたので……それと赤道をなんとなくからめたかったっていうか……)

 

というか調べてみて初めて知ったんですけど、イルカって分類的には鯨の一種って分け方なんですね??

鯨の中でもハクジラに分類されるうちの、さらに4mよりちっさい種類をイルカって呼ぶんですって……初めて知りました……

そして偶蹄目!!だから牛とか鹿とかの仲間なんですよ!びっくりした

カバが分かれて鯨になったって最近の研究で分かったんですって。へぇ~

 

ちょっと「へぇ~」ってなったことを箇条書きしてみます。

・カバから分かれて鯨類になったってことは、イルカはもともと陸の生き物だった

・鯨類が集団座礁を起こす理由についての一説←これは本の中で堀川くんが言ってるやつ

・イルカはもともと人間が変化したものだとする逸話が、世界各地で伝えられている

シロイルカは「海のカナリヤ」って言われるほどいろんな声で鳴くけど、実は「めっちゃやかましい」って意味で付けられた(すごい堀川くんじゃんって思った)

・南の海が澄んでて北の海が暗いのは、プランクトンの量の問題。南の海は水温が高すぎてプランクトンが少なく、逆に北の海はプランクトンが生息しやすい温度で、プランクトンが多いから北の海はミルク色に濁ってる

 

などなど……

色々あるんですけど、総じて「海ってロマンチックだな~」って思ったんですね

海に惹かれる人の気持ちがちょびっと分かったっていうか……

別件で52ヘルツの鯨というのがあるんですけど、そのことを初めて知ったときも「めちゃくちゃロマンチックだな!」と思ったので、

やっぱ海ってすげぇわ……(こなみ)って今回改めて思いました……。

 

で、話の流れでイルカの話題から兼堀の話に舵を取っていくんですけど、(海だけに)(激ウマギャグ)

集団座礁の話で、3000万年も前のことを遺伝子が覚えてるかもしれないってめちゃくちゃすごい話だな~~~~!って思って、

意味は同じかもしれないけど、「覚えてる」と「忘れない」ってすごく明確な違いがあると私は思うんですよ。

私は堀川くんって「覚えてる」人だと思ってて、兼さんは「忘れない」人だと思ってます。

私この比較がすごく好きなんですよ…… 最終的には同じ結論に達する二人が、ニュアンスの違いでびみょーーーにすれ違っちゃうのが……

堀川くんってどことなく妄執的だなぁって感じてて、いいことや悪いことも全部「覚えてる」ゆえに、そこから常に自分の感情や行動を引き出してるような感じがするんです。

んで兼さんは堀川くんほどすべての出来事を身近に置いてるわけじゃなくて、肝要なことほど強く自分の奥底にしまっているというか……

その対比がすごく好きなんです…… 今回の本ではあんまりかけなかったけど、鯨類の集団座礁の話を読んだときにふと思いました。

 

写植で「オドベノケトプス」って打ってるときがサイコーに「なんの話だこれ……」って危うく我にかえるところでした。

パラレルかくときは最後まで狂ってないとかききれないから………………

 

以上、鯨類に関する雑学でした。